いきなりですが、
色の中には「日本の伝統色」というものがあります。
日本の歴史の中でつけられた様々な和の色は、名前も素敵ですし風雅な趣があります。
そんな伝統色を少しだけ…。
背景が伝統色で、その色の名前を書いています。
弁柄色(べんがらいろ)
インスタでも出しましたが、赤みを帯びた茶色のように見えますね。
土の中の鉄分が酸化したものが顔料となっているのですが、それがインドのベンガル地方でよく取れたことから、この名前になったそうです。
柳煤竹(やなぎすすたけ)
こちらはグレーのようで少し緑があるように見えますね。
江戸時代に、「煤竹色」というのが人気だったそうで、これはそこから派生して作られた色で、緑を表す「柳」がつけられたそうです。
錆浅葱(さびあさぎ)
こちらは青緑といった感じでしょうか。
「浅葱」というのが、藍染の浅い染色のことなのですが、浅葱を調べると「あさつき」というネギの仲間?が出てきます。食用なのですがどう関係があるのかは分かりません(笑)
普段は赤!青!緑!と、馴染み深い色名を言うことが多いですが、昔ながらの伝統色・和色に触れてみるのも、また面白いのではないかと思います。
2コメント
2017.01.25 11:27
2017.01.23 18:39